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【台湾の路線バスのしくみ3】現金払いする際の支払いのタイミングを路線図から推測する

掲載 : 2018.12.24
更新 : 2019.9.25

目次

  1. 台湾路線バスの初心者必見!まずは「路線バス体系」をざっくり理解しよう!
  2. 台湾の路線バスで悠遊カードを使うメリットは?
  3. 台湾のバス関連用語一覧
  4. 【台湾の路線バスの乗り方】バスに乗る手順と留意点
  5. 【台湾の路線バスの時刻表】路線や時間帯によって運行方式が変わる!?「発車時刻」と「運行間隔」
  6. 【台湾の路線バスのしくみ1】路線タイプと運賃体系を知る
  7. 【台湾の路線バスのしくみ2】運賃は前払い?後払い?「上下車収費」とは?
  8. 【台湾の路線バスのしくみ3】現金払いする際の支払いのタイミングを路線図から推測する
    1. 「一段票収票」路線の支払い方
    2. 「二段票収票」路線の支払い方
      1. 緩衝区が「上車収費」の場合
      2. 緩衝区が「下車収費」の場合
      3. 乗るとき「下車収費」で、降りるとき「上車収費」の場合
    3. 「三段票収票」路線の支払い方
  9. 【台湾のバス路線図の見方】実際のバス路線図を読み取るコツは?基本知識から読み取り方まで
  10. 【捷運連絡バス(MRT連絡バス)】藍23、紅5などカラー表示付き路線番号のバス
  11. 【幹線バス(台北メトロバス)】台北市街地の主要幹線道路を主に走る路線バス
  12. 【台湾のバス公式サイト一覧】現地の路線バス公式サイトのリンク一覧
  13. 【高速バスの整理券】高速バス乗車の際に渡される整理券とは?
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前回までの記事で、台湾の路線バスの運賃は体系は「段次収費」と言う区間制で
運賃の支払いのタイミングは現金払いかICカード払いかによって異なり、面倒なのは支払いタイミングが統一されていない現金払いであるということを書きました。
ところで、実際にバスに乗ってみるまで「前払いか後払いか分からない」のはけっこう不安じゃないでしょうか?どの時点で小銭をいくら用意すればいいのか事前に予測できたら心の準備もできると思いませんか?

実は、バス停にある路線図を見れば乗車しなくてもある程度支払いのタイミングを予測することが可能なんです。ここではその考え方を紹介します。
なお、この記事は台北市、新北市の路線バスが基準で、大人運賃は一段票が15元、子供と高齢者は半額の8元です(2019.9.25現在)。

「一段票収票」路線の支払い方

一段票収票
一段票収票
どこで乗り降りしても支払いは1回のみです。多くは下車時に支払いますが、中には乗車時に支払う路線もあります。どちらになるかは車内の表示を確認し「上車収費」ならば乗車時に、「下車収費」ならば下車時に支払うことになります。運賃は一律料金の15元です。

「二段票収票」路線の支払い方

比較的距離が長めで全路線の半分以上を占めるのが「二段票収票」と呼ばれるタイプの路線です。路線によって分段緩衝区が「上車収費」の場合と「下車収費」の場合があるのでそれに応じて対応しましょう。

往路を例に説明します。

緩衝区が「上車収費」の場合

A~Gが「上車収費」の場合、
二段票収票<br />(往路の乗車例)
二段票収票
(往路の乗車例)
同一区間内なら運賃は一段票(15元)、分段緩衝区をまたいで乗車すると二段票(30元)となります。具体例を見てみましょう。特に黄線でマーキングしている例は参考になります。
    運賃計算と支払い方法
  1. A「上車収費」→ D「上車収費」:一段票
     15元 + なし = 15元
  2. B「上車収費」→ G「上車収費」:一段票
     15元 + なし = 15元
  3. D「上車収費」→ E「上車収費」:一段票
     15元 + なし = 15元
  4. D「上車収費」→ I「下車収費」:二段票
     15元 + 15元 = 30元
  5. E「上車収費」→ G「上車収費」:一段票
     15元 + なし = 15元
  6. F「上車収費」→ I「下車収費」:一段票 ※1
     15元 + なし = 15元
    ※1「上車収費」である緩衝区から乗って下車収費区間で降りる場合、下車時に「下車収費」となっていても支払う必要はありません。
※赤字は緩衝区間の停留所
路線によっては緩衝区間内(上車收票)で乗車した乗客には「下車証明」を渡すことがあるようです。

緩衝区が「下車収費」の場合

二段票収票<br />(往路の乗車例)
二段票収票
(往路の乗車例)
    運賃計算と支払い方法
  1. A「上車収費」→ D「上車収費」:一段票
     15元 + なし = 15元
  2. B「上車収費」→ G「下車収費」:一段票 ※2
     15元 + なし = 15元
  3. D「上車収費」→ E「下車収費」:一段票 ※3
     15元 + なし = 15元
  4. D「上車収費」→ I「下車収費」:二段票
     15元 + 15元 = 30元
  5. E「下車収費」→ G「下車収費」:一段票
     なし + 15元 = 15元
  6. F「下車収費」→ I「下車収費」:一段票
     なし + 15元 = 15元
    2, 3 上車収費区間から乗って緩衝区で降りる場合は一段(同一区間)のため、下車時が「下車収費」であっても下車の際に支払う必要はありません。
※赤字は緩衝区間の停留所
4は緩衝区をまたいだ2区間乗車となるので二段票となります。一回の乗車で乗車時15元、下車時15元と2回支払うので、合計30元になります。

乗るとき「下車収費」で、降りるとき「上車収費」の場合

次の図において往路の停留所Hで乗車し終点Iを通過して復路Jで下車するケースを見てみましょう。
往路Hで乗車し終点Iを通過して復路Jで下車
往路Hで乗車し終点Iを通過して復路Jで下車
このような終点折り返しの周回区間では支払い方法に例外が生じることがあります。

終点(I)で運転打ち切りにならずそこから復路になるので終点(I)から運賃表示は「上車収費」に切り替わります。すると、Hでの乗車時は「下車収費」、Jでの下車時も「上車収費」となってしまい支払いのタイミングがない状態が生じてしまいます。かといって無賃乗車するわけにはいきませんから、降りる際はたとえ「上車収費」表示でも運賃を払わねばなりません。このケースでは運賃は一段票(15元)です。

「三段票収票」路線の支払い方

「三段票収票」、「四段票収票」といった路線には緩衝区や分段点が複数存在します。次の図は「三段票収票」の例です。
三段票収票の路線<br />(往路の乗車例)
三段票収票の路線
(往路の乗車例)
運賃計算の考え方は二段票収票の路線と同じです。
    運賃計算
  1. B→ G:一段票 15元
  2. B→ H:二段票 30元
  3. B→ L:二段票 30元
  4. B→ M:三段票 45元
  5. EG:一段票 15元
  6. E→ H:一段票 15元
  7. EL:一段票 15元
  8. E→ M:二段票 30元
  9. J→ L:一段票 15元
  10. J→ M:二段票 30元
※赤字は緩衝区間または分段点の停留所
支払い方法はバス会社や路線によって異なり、3パターンあります。往路を例として見てみましょう。
    支払い方法(3パターン)
  1. 乗車時に行き先を申告して全額を上車収費(全額乗車支払い)の場合
  2. 下車時に乗車地点を申告して全額を下車収費(全額下車支払い)の場合
    ※申告制ではなく運転手が記憶する場合もある
  3. 乗車時に一段分支払い、下車時に残りを支払う場合
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