ホーム交通機関観光食べ物言語旅行で役立つ知識文化 / 慣習 / 規則

【台湾の路線バスの時刻表】路線や時間帯によって運行方式が変わる!?「発車時刻」と「運行間隔」

掲載 : 2018.12.20
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
台湾の路線バスは、通常、各々のバス停時刻表がありません

始発点(多くは車庫)の発車時刻のみ決まっている「固定班次」と運行間隔が決まっている「非固定班次」という2つの運行方式があります。

「固定班次」と「非固定班次」の運行方式

    固定班次
  1. 「固定班次」は固定便数、つまり1日の運行回数が決まっているという意味になります。始発点(多くは車庫)の発車時刻が決まっているので、始発点を発車する時刻表は存在しますが、路線途中の各バス停には時刻表がありません。
    非固定班次
  1. 「非固定班次」は非固定便数のことで、始発点(多くは車庫)にも時刻表がなく運行間隔(例:10~20分)だけが決められた路線です。10~20分おきに出発というように運行間隔に幅があるため1日の運行回数が運転手次第となります。
ところで、この「固定班次」と「非固定班次」が時間帯や曜日によって入れ替わる路線が存在します。具体例を挙げて見ていきましょう。(※バス会社によって路線図のデザインや形式が違います。)

842番バス(首都客運)の場合。
例:842番の路線図(首都客運)
例:842番の路線図(首都客運)
上の路線図の「運行情報」部分を拡大したものがこちらです。黄色で囲んだ部分をご覧下さい。
※平常日は平日、例假日は休日のこと
※平常日は平日、例假日は休日のこと
路線番号
平常日
例假日
842
842
固定班次
固定班次
平日も休日も「固定班次」です。つまり、始発点には時刻表が存在し、定刻に発車している路線ということですね。終点までの途中のバス停には時刻表がありません。

それに対して、次の802番の路線は、
尖峰は混む時間帯、離峰は混んでいない時間帯のこと
尖峰は混む時間帯、離峰は混んでいない時間帯のこと
路線番号
平常日
例假日
802
802
尖峰:10~15
尖峰:10~15
離峰:20~30
固定班次
固定班次
802
802
離峰:20~30
固定班次
平日は「尖峰(混む時間帯)」が10~15分間隔、「離峰(混んでいない時間帯)」が20~30分間隔に始発点を出発する「非固定班次」です。けれども、休日は一日中「固定班次」ですから始発点を定刻に発車します。

では、916番の路線はというと、
【台湾の路線バスの時刻表】路線や時間帯によって運行方式が変わる!?「発車時刻」と「運行間隔」
路線番号
平常日
例假日
916
916
尖峰:4~6
尖峰:4~6
離峰:8~15
15~20
15~20
916
916
離峰:8~15
15~20
平日も休日も「非固定班次」です。平日は時間帯によって運行間隔が違いますが、休日は一日中15~20分です。このように運行方式を理解していると現地でのバス利用が楽になります。

固定班次の発車時刻は路線図に明記

日本の場合、各バス停にある時刻表はそのバス停を発車する時刻が表示されていますが、台湾は違います。

通常、「固定班次」の路線図には始発点の発車時刻表が記載されています。したがって、各バス停にある路線図に表示された時刻表はそのバス停の発車時刻を表しているのではないので注意して下さい。

次の2つの路線図は会社が異なるので比べてみましょう。赤い矢印で示した部分が始発点の時刻表です。
首都客運
首都客運
大都會客運
大都會客運

運行時間について

最終バスの起点発車時刻が平日、休日ともに21:00
最終バスの起点発車時刻が平日、休日ともに21:00
運行時間が6:00~21:00の場合、最終便の出発時刻が21:00ということなので、実際には21:00以降もバスが路線を走っていることになります。起点からの所要時間を計算して乗り損ねないようにしましょう。

まとめ

日本と違って各停留所の時刻表がないので少し不便ではありますが、いくつかバス用語を知ることで現地での利用をもっと便利にすることができると思います。
  1. 固定班次:時刻表による運行
  2. 非固定班次:運行間隔による運行
  3. 平常日:平日
  4. 例假日:土日祝
  5. 尖峰 / 離峰:ピーク時 / 非ピーク時
  6. 収費方式:支払方法
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
#長距離バス #台北市内バス #バス #高速バス #停留所 #バス停 #仕組み #しくみ #乗り方 #時刻表 #発車時刻 #非固定班次 #固定班次

  • 台湾路線バスの初心者必見!まずは「路線バス体系」をざっくり理解しよう!
    初めて台湾で路線バスに乗るときに知っておくと役立つ知識について質問形式で簡単にまとめています。詳しくは別の記事で説明しているのでここでは要点を見ていきましょう。
  • 台湾の路線バスで悠遊カードを使うメリットは?
    路線バスの運賃の支払いに交通系ICカードを使うと乗り継ぎ割引などのお得があります。さらに、小銭を準備しておく手間やストレスが軽減するのでICカードは快適な旅行のための必須アイテムと言えます。
  • 台湾のバス関連用語一覧
    台湾で路線バスや長距離バスを便利に利用するには台湾の言語で書かれた案内表示や路線図を理解することが重要です。ここでは、バス関連用語の意味を一覧表にまとめました。
  • 【台湾の路線バスの乗り方】バスに乗る手順と留意点
    台湾で路線バスに乗る前にぜひ確認してほしい注意事項です。バス停では手を挙げてバスを止める、車内に両替機がないなど日本の路線バスとの違いが分かります。
  • 【台湾の路線バスの時刻表】路線や時間帯によって運行方式が変わる!?「発車時刻」と「運行間隔」
    台湾のバスは、途中のバス停に時刻表がないかわりに、始発点にのみ出発時刻表が存在する「固定班次」と運行間隔だけが定められている「非固定班次」で運行されています。
  • 【台湾の路線バスのしくみ1】路線タイプと運賃体系を知る
    台北の路線バスは、「一段票收票」「二段票收票」「三段票收票」などの路線タイプによって運賃の支払い方法が異なります。ここでは、この運賃体系の基本についてまとめました。
  • 【台湾の路線バスのしくみ2】運賃は前払い?後払い?「上下車収費」とは?
    台湾で路線バスの運賃の支払いのタイミングはいつ?実は、ICカード払いか現金払いかによって違いがあります。
  • 【台湾の路線バスのしくみ3】現金払いする際の支払いのタイミングを路線図から推測する
    乗車前に路線図を見て「運賃がいくらか」また、現金払いの際は「前払い」か「後払い」かを予測する方法です。事前に分かると安心です。
  • 【台湾のバス路線図の見方】実際のバス路線図を読み取るコツは?基本知識から読み取り方まで
    台湾の路線バスは路線図の形式が統一されていないため非常に分かりづらいですが、ここで基礎知識を得ればたいていの路線図が理解できるようになります。
  • 【捷運連絡バス(MRT連絡バス)】藍23、紅5などカラー表示付き路線番号のバス
    藍28や紅5のように路線番号に色名を冠するMRT連結バス。このバスに乗ると、同じ路線カラーのMRT駅にたどり着くことができます。
  • 【幹線バス(台北メトロバス)】台北市街地の主要幹線道路を主に走る路線バス
    台湾の路線バスのうち、台北市街の主要幹線道路を直行する「幹線公車(幹線バス/台北メトロバス)」と呼ばれるものがあります。ここではその路線図や運行間隔をまとめています。
  • 【台湾のバス公式サイト一覧】現地の路線バス公式サイトのリンク一覧
    台湾現地の公式サイトをまとめています。最新情報や詳細の確認に役立てて下さい。
  • 【高速バスの整理券】高速バス乗車の際に渡される整理券とは?
    台湾では高速バスに乗車するときに整理券を渡される場合があります。ここでは整理券の受け取り方や整理券が存在する理由などについてまとめています。
All copyrights by MoreTaiwan.com 機能改善、追加の問い合わせはltoolnet@daum.netへお願いします。 | Privacy Policy